

Qスイッチレーザー(ヤグ,ルビー等)やIPL(フォト、ライム等)では効果がでなかったシミにも効果を発揮するピコ秒レーザー「ピコシュア」。
シミやくすみの原因であるメラニンの「岩」を瞬時に「砂」まで砕くのに、Qスイッチレーザーのような「照射後のカサブタ」ができません。
さらに、特殊なピコフラクショナル照射によりお肌を傷つけることなく真皮のコラーゲン・エラスチン・ムチン産生に働きかけ、しわの解消・毛穴の引き締め・肌トーン全体の改善・ニキビ痕の凹凸の改善など、過去の肌ダメージの修復と新たな素肌の再生を目指します。
2016年7月に当院が神奈川県初導入。導入後、約5000例の症例数を誇ります。
ナノ秒からピコ秒の世界へ、新たな時代の幕開け
今までの人生で受けた肌ダメージの修復・新たな素肌の再生を目指す
シミの治療は当然のこと、小ジワの解消・毛穴の引き締め・肌トーン全体の改善・ニキビ痕の凹凸の改善など、 今までの人生で受けた肌ダメージを修復し新たな素肌の再生を目指す“革新的な”レーザー、それがピコシュアです。
国内外の学会で取り上げられる肌再生プログラム「ヒルズフェイシャル®」
ピコシュアは照射方法やエネルギー設定等が従来レーザーより複雑であり、治療結果が経験とセンスに左右される機器です。当院は2016年7月にピコシュアを導入後、ピコシュアの持つ3つの照射方法を組み合わせた肌再生治療法:ヒルズフェイシャル®を行い1500例以上(2018年6月現在)を治療しています。ヒルズフェイシャル®の良好な治療結果は美容関連学会やシンポジウムで取り上げられ、多くの美容皮膚科医師に知識・技術が共有されています。
「シミ」「しわ」「ニキビ跡」米国FDAの認可を取得
ピコシュアはFDA(アメリカ食品医薬品局)でシミ・そばかす・ADM等の色素斑の除去、小ジワの改善、ニキビ痕の改善における承認を取得しています。
他にもピコ秒レーザー(enLIGHTen:エンライトン、DiscoveryPICO:ディスカバリーPICO、PicoWay:ピコウェイ)が存在しますが、「色素性病変(シミ・ADM・そばかす等)」「しわ」「ニキビ痕」と多分野で認可を受けているのはPicoSure(ピコシュア)だけです。
シミの治療と同時に小じわの治療、ニキビ痕・毛穴の治療が可能であり、過去に受けた肌のダメージの修復と新たな素肌の再生を目指します。

特長1 強力なメラニン破壊力
Picosureのパルス幅は550ps(ピコ秒)。このultra-shortパルスがPressureWaveTMと呼ばれる強力なphotomechanical効果を発生させ、メラニンを破砕します。 Qスイッチレーザーはメラニンにレーザーを照射することで熱を発生させ、熱によりメラニンを壊すものでしたが、ピコ秒レーザーは熱ではなく衝撃波でメラニンを砕きます。シミ部分で「岩」のような塊となっていたメラニンは、Picosure照射後に非常に細かい「砂」のように砕かれ、速やかに除去されます。 ピコ秒レーザーとQスイッチレーザーの破壊力の差がいかに大きいかが分かります。
特長2 カサブタを作らず、テープ保護不要
Picosureの波長は755nmであり、1064nmに比べてメラニン吸光度が3倍です。このため、低エネルギーでありながら非常に効果的な治療が可能となりました。またphotomechanical効果によるメラニン破壊は周囲のお肌を無傷のまま保つので、Qスイッチレーザーで生じたようなカサブタができません。気になるシミのピンポイント治療をしてもテープ保護が不要となったのです。

特長3 特殊なピコフラクショナル照射が可能
PicosureにはFOCUSという特殊な照射を可能とするハンドピースを装着できます。これを使用することでフラクショナル状(剣山のような形)のレーザーが照射されます。
炭酸ガス(CO2)フラクショナルレーザーは照射後に皮膚表面に傷:多数の穴を開け肌を再生させるもので、照射後に細かいカサブタができ肌がザラザラになったり、色素沈着が発生したりと、長いダウンタイムがありました。ピコシュアFOCUSによるピコフラクショナル照射では、肌表面に傷をつけずに真皮にアプローチできるため、軽い赤みが1~2日起こるのみです。 シミを治療しながら、小ジワやニキビ痕の凹みなど、肌質の再構築を目指すことができる、それがピコシュアFOCUS(ピコフラクショナル)です。

特長4 コラーゲン・エラスチン・ムチン産生に働きかける
PicoSure FOCUS(ピコフラクショナル)照射は、真皮におけるコラーゲン・エラスチン・ムチン産生に働きかけます。子供のようなハリのある素肌、ニキビ痕の凹みや毛穴の開きのないお肌の再生に働きかけます。

特長5 多数の治療実績・臨床データ
ピコシュアはピコ秒レーザーの中で治療実績数、臨床データ数が最も多く(2018年1月現在:PubMed縦断検索による)、その有効性が国内外の美容関連学会で発表されています。

特長6 ダウンタイムは最小限
ピコシュアでは、シミに対するスポット照射を行ってもカサブタにはなりません。また、ピコフラクショナル照射を行っても、数時間赤みが出るのみなのですぐに日常生活に戻ることができます。

当院のピコシュアが選ばれる理由
当院はいち早くピコシュアを導入。数千例を超す症例をもとにピコシュアの学術・臨床考察を行い治療プログラムを作成。作成した治療プログラムは、国内外の学会やシンポジウムで取り上げられ、多くの医師に知識・技術が共有されています。
シミの深さ、毛穴の大きさ、皮膚の色調などによって、逐一変えながら照射していきます。同じ人でもシミや毛穴によって照射法や照射径を変えながら照射する必要があるため、全例、医師が照射を行います。
レーザー照射後の赤味やシミの黒浮きなどのダウンタイムを最小限にする工夫にも力をいれています。
症例のご紹介
症例1 毛穴
50代の女性です。20代からニキビに悩まされ、痕が残ってしまったとのことでした。真皮が傷つき、毛穴が開いてしまうとともに皮膚が硬くなっている状態でしたので、ピコシュアとメソアクティスによる肌再生プログラム「ヒルズフェイシャル」で治療を行いました。ピコシュアのピコフラクショナルは真皮コラーゲンを再生させるとともに、過剰なメラニンを除去するため、質感の改善と色合いの改善を行うことができます。


ピコシュア・メソアクティスによる肌再生プログラム「ヒルズフェイシャル」 ¥100,000(税抜)× 2
症例2 ニキビ・ニキビ跡
30代の女性です。20代後半から突然でき始めたニキビが治らないとのことでした。もともとお肌が白くニキビ跡の色(色素沈着)も目立ってしまっていただめ、ピコシュアとメソアクティスによる肌再生プログラム「ヒルズフェイシャル」で治療を行いました。強めのピコフラクショナルを行うことで肌全体の再構築を行っています。

ピコシュア・メソアクティスによる肌再生プログラム「ヒルズフェイシャル」 ¥100,000(税抜) × 3
症例3 しわ
60代の女性です。おでこのしわが気になっているとのことでしたがレーザーで治療を行いたいとの希望でした。肌全体のコンディションを整えつつ、コラーゲンをしっかり再構築するためにピコシュアとメソアクティスによる肌再生プログラム「ヒルズフェイシャル」で治療を行いました。ピコトーニングでお肌の色を整え、ピコフラクショナルでコラーゲン新生を行っています。
ピコシュア・メソアクティスによる肌再生プログラム「ヒルズフェイシャル」 ¥100,000(税抜)× 2
症例4 シミ
50代の女性です。
ピコシュア・メソアクティスによる肌再生プログラム「ヒルズフェイシャル」 ¥100,000(税抜)× 1
症例5 シミ
50代の女性です。
ピコシュア・メソアクティスによる肌再生プログラム「ヒルズフェイシャル」 ¥100,000(税抜)× 1
症例6 シミ
40代の女性です。
ピコシュア・メソアクティスによる肌再生プログラム「ヒルズフェイシャル」 ¥100,000(税抜)× 1
症例7 肝斑
50代の女性です。
ピコフラクショナル ¥35,000(税抜)× 3 , メソアクティス ¥25,000(税抜)× 3
施術の流れ
Step 1 洗顔
洗顔を行います。お肌に何もつけていない状態で撮影・施術を行います。

Step 2 撮影
肌画像カウンセリングシステム「re-Beau(レビュー)」の撮影を行います。

Step 3 カウンセリング
医師によるカウンセリングを行います。気になる症状やお悩みをお伺いし、お一人おひとりに最適な治療法をプランニングさせていただきます。ご不明な点や不安なことがありましたら、遠慮せずお尋ねください。

Step 4 レーザー照射
症状により照射方法を選択し照射を行います。ピコ秒レーザーを使用する場合で痛みが心配な場合は外用による麻酔施術を行います。

Step 5 メソポレーション
メソアクティスで導入治療を行います。高濃度の有効成分をお顔に塗布し、ペン型プローブで肌に通り道を作成した後、ローラー型プローブで有効成分を導入します。

Step 6 お仕上げ
皮膚の再生を促すサイトカイン入りのパックでお仕上げをします。

Step 7 次回の施術
ピコシュアの場合は4~6週間毎の施術を行うことをお勧めしており、お帰りの際に次回のご予約を承ります。再診予約をお電話でされる場合は、045-507-7420までお気軽にご連絡ください。
インターネット予約(24時間受付)

施術のご案内
施術時間 | ピコトーニング 10分程度 ピコフラクショナル 15分程度 ピコスポット 5~25分程度(気になるシミの数によります) |
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施術中の痛み | ピコトーニング 照射部位全体がチリチリするような感覚です ピコフラクショナル 照射部位全体がジリジリするような感覚です ピコスポット 照射部位が輪ゴムではじかれるような感覚です 感じ方には個人差があります。ご希望によりクリーム麻酔(¥5,000/全顔)が可能です。 |
施術後の反応 | ピコトーニング 照射部位にほのかな赤みがでますが、数分で消退します ピコフラクショナル 照射部位に赤みがでますが、数時間から数日で消退します ピコスポット シミの部分が一時的に濃く浮きますが、1週間程度で剥がれ落ちます。 |
安全性 | ピコシュアはQスイッチレーザーのようなお肌の破壊効果を持たず、3照射を組み合わせた治療が最も効果的です |
副反応 | 皮膚不快感、紅斑、腫脹、点状出血、水疱形成、痂皮形成、内出血が発生する可能性がありますが、発生しても通常未処置で軽快します。また、色素沈着、膿疱、熱傷、白斑、色調の悪化、瘢痕、感染、アレルギー反応が起こりえますが、一過性で時間の経過とともに軽快することがほとんどです |
治療不適応な方 | 光過敏症の方、日光過敏を誘発する薬を内服をなさっている方、光によっててんかんが誘発される方、6カ月以内に、経口イソトレチノイン(アキュテイン®)を内服した方、照射予定部位に炎症や傷がある方、全身性炎症性疾患をお持ちの方、悪性黒色腫が疑われるほくろのある方、照射予定部位にヘルペスがある方、金製剤の内服・金の糸による施術等・金関連物質を体内にお持ちの方、妊娠、授乳中の方、4週間以内にレーザー・フォト系治療をお受けになった方、1週間以内にボツリヌス治療を行った方 |